当院について

コラム

日々の生活習慣を見直して、必要な栄養素を摂ろう

 「最近、なんだか体の調子がすぐれない」「疲れやすくなった」など、体の不調を感じている方が多いのではないでしょうか。病院で診てもらっても、はっきりとした理由がわからなかったり、「どこ(の科)で診てもらえばいいのかわからない」という方も多いようです。
 この現代人の不調は日々の生活習慣が問題になっていると思います。夜更かしや長時間のスマホ(電磁波)のほか、糖質過多の食事によるビタミン不足やタンパク質不足など、意外に思われるかもしれませんが、現代人の多くが栄養不足です。とくにビタミンと鉄分が足りていないので、これから赤ちゃんを産もうと思っている方は、意識して摂ることをおすすめします。

『化学物質』と『潜在感染』が不調の原因かも

 不調の原因として他に考えられるのが食品添加物などの『化学物質』です。日々使っている製品を通じて、経口や皮膚から有害性のある化学物質が吸収されると、体に毒素が溜まります。歯の詰め物に使われている金属も溶け出して、体の不調の原因になると言われています。
 また不調の原因として、昨今注目されているのが『潜在感染』です。これはヘルペスウィルスやマイコプラズマ、寄生虫といったウィルスや細菌に知らないうちに感染しているものです。感染症といえば、発熱、疼痛などの症状が起きるものですが、このような症状が見られないまま、体の中に潜在して、病気を引き起こしたりするので、注意が必要です。

第2の脳である腸の状態を良好に保つこと

 では、どうすればそれらの不調を取り除き、健康な暮らしを送ることができるのでしょうか。そのキーワードは『腸活』と『解毒』です。
 人は本来、自然治癒力や予備力、免疫力で、細菌やウィルスから体を守っています。この力をサポートしているのが、昨今『第2の脳』と言われて注目を集めている腸です。人間の腸内にはたくさんの腸内細菌(善玉菌、悪玉菌、日和見菌)が住んでいて、健康な人の腸内は、善玉菌が悪玉菌を抑える形で一定のバランスで維持されています。逆に、何らかの原因で悪玉菌が優勢になると、腸内腐敗が進み、健康に有害な物質が増えて、免疫力が低下します。さらに機能性腸炎であるリーキーガットも腸粘膜の機能障害をおこします。花粉症の人や風邪をひきやすい人に腸が弱い方が多いのもそういった理由からです。
 まずは腸を健康に保つこと。そして今まで体の中に溜め込んでしまった毒素を排出することが大切です。当クリニックでは腸環境を整えるためのサプリや漢方を扱っています。とくに更年期以降の女性はホルモンの減少など、他の理由も考えられるので、不調を感じたら、専門知識をもった医師に診てもらうことが重要です。人それぞれ不調の原因は異なります。本来備わっている“自分で治す力”を高めて、健康を目指しましょう。