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院長インタビュー

Vol.4
臨床心理士による取り組みについて

Q. 2018年4月から新しく臨床心理士による取り組みを始められたと伺いました。どのようなきっかけで始められたのでしょうか?

直原廣明院長

こどもクリニックの湯川院長のご縁により優秀な臨床心理士を紹介していただきました。大学病院で研修し海外留学も経験し、色々な方々と幅広くご縁をお持ちの方です。現在、こどもクリニックとウィメンズクリニックでメンタルサポートをしてもらっています。
お子さんだけでなく妊婦さんや産後の方もメンタル面で悩んでいる方が増えて来ています。そういった方に臨床心理士との面談を通じて少しでも不安の解消につながればと思っています。

お子様に何か問題のある時はお母さんとの関係に原因があることも多く、お母さんがお子様にどのように接しているかやお子様にどのような食べ物をあげているかでも変わって来ます。ですので、お母さんとの面談が特に重要になってくると思います。

Q.一般的には子供や妊婦さん向けの心のサポートについての情報はまだまだ少ない気がします。これからも啓蒙活動を進めていただきたいです。

わかりました。
以前お話しした栄養療法とも関連するのですが、十分な栄養が取れていないと精神的な不安にもつながると思います。体内に十分な栄養素があってこそ、心を安定させるホルモンであるセロトニンやドーパミンなどの脳内ホルモンが作られるのですが、栄養素が不足していると精神的に不安定になり不安感やうつなどの症状も出てくると言われています。

Q.臨床心理士へ相談したいときはどうすれば良いでしょうか?

個別には完全予約制となっていますので、まずはこどもクリニックかウィメンズクリニックに受診していただき相談されると良いと思います。
それとは別にウィメンズクリニックにおいて月2回程度リラクゼーショングループという時間をもうけています。ここでは不特定な方に臨床心理士よりオープンスタイルで簡単なお話をしています。瞑想の仕方やリラックスする方法などを紹介しています。お気軽にご参加いただければと思います。

Q.栄養療法や臨床心理士の活動について、今後「こうして行きたい」などの願いはありますか?

正直、私にもわかりません。皆様のニーズに合わせて自然に広がって行くのではないかと思います。基本的に私はあまりこうあるべきと思っているわけではないので成り行きに任せています。人は誰でも将来のことに不安を持ってしまいがちですが、「なるようになるさ」と割り切っていると自然に不安も解消するかもしれませんね。


これからどちらの取り組みもどんどん進化していくということですね。
今後も定期的にお話を聞かせていただけたらと思います。また実際に取り組みに参加された皆さんの話もお聞かせいただき、少しでも雰囲気がお伝えできればと思っています。
どうもありがとうございました。

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