診療案内 - 婦人科
乳がん検診
乳がんは、女性であれば誰でもかかる可能性があります。若い世代で発症することも多く、早期発見、早期治療が重要です。
乳がんについて
女性がかかるがんの中でも、乳がんは1位となっていて、女性であれば誰でもかかる可能性があります。
近年日本人女性にも急増しており、9人に1人が乳がんにかかるといわれています。
乳がんは早期に発見し、適切な治療をすれば「治るがん」です。 早期発見のためにも、定期的に専門家による検診を受けましょう。
当院では、乳房疾患認定医の医師が診察をおこないます。
※院長又は、辺見医師の診察でお越しください。
検査内容
当院では、視触診と超音波による診察を行っております。 マンモグラフィによる検査は行っておりません。
1.視触診
乳房に、左右の大きさの差、へこみや隆起、赤みや皮膚の変化がないか観察します。
乳房にしこりがないか注意深く触診し、さらに乳頭からの分泌や出血、乳頭のただれやかさぶたがないか、脇の下にしこりがないかチェックします。
2.超音波
乳房の皮膚にゼリーを塗って、プローブをあてて内部を観察する検査です。
腹部や婦人科の超音波と同様の検査ですが、乳腺では、体の表面の浅いところを見るための専用のプローブを使います。
ベッドサイドで手軽に検査でき、しこりの中が詳しくわかるのが特徴で、若い人では、マンモグラフィよりも診断しやすい場合があります。
3.マンモグラフィ
実に高感度の乳がん検査で、視触診で発見不可能な乳がんも発見できます。閉経後や高齢者の乳房で、特に検出度が高く、検査実施が推奨されています。
※当院ではマンモグラフィによる検査は行っておりません。
4.細胞診
しこりに細い針を刺して注射器でしこりの細胞を吸引して、その細胞が乳がんなのか良性なのかを顕微鏡で調べる方法です。
細胞が十分とれればかなり正確に診断がつきますが、細胞だけでは診断が微妙な場合や、細胞が十分にとれない場合もあります。
5.乳房生検
しこりや石灰化の部分を針で細く採ったり(針生検)、メスで切り取ったり(外科的生検)して、顕微鏡で組織を観察し診断する方法。
通常、局所麻酔でできる検査ではありますが、しこりがあるからといって、1~4の検査をせずに、この乳房生検をするという事はありません。